50歳以上かつ定年年齢未満の有期契約労働者を無期雇用労働者に転換(必ずしも正社員に転換させなくてもかまわない。)させた事業主に対しての助成金があります。
「65歳超雇用推進助成金(高年齢者無期雇用転換コース)」です。
・転換する日に、入社6ヶ月以上5年以内であること。
・転換する日に、50歳以上、定年年齢未満であること。
・転換後は、必ず雇用保険に加入。
・事前に計画書の提出が必要。計画書提出の6ヶ月前から高齢者雇用安定法を遵守する規定、定年、継続雇用制度の規定が就業規則に定められ、計画書提出の前日までに無期転換に関する規定、高齢者雇用に関する措置が施行されていることが必要。
・助成金の額:対象者一人あたり48万円(大企業区分の場合は38万円)
・人数は1年間10人申請可能
〇お勧めポイント
キャリアアップ助成金と違い、昇給要件はありません。
50歳以上の有期労働者がいる場合、高年齢者の採用や定着などを図るための処遇の原資として
受給を検討したほうがよい助成金です。